大徳寺の二十四寺院ある塔頭寺院の一つ、黄梅院。織田信長や豊臣秀吉がゆかりある寺院で、千利休が作庭したと伝わる直中庭は見事です。10月3日より特別拝観が始まっています。
【秋の特別拝観】
期間:2020年10月3日~12月6日
拝観時間:10:00~16:00受付終了
拝観料:800円
※前庭のみ撮影可能
通常非公開寺院で、春と秋に特別拝観されていますが、コロナ禍のご時世、少しでも癒しのひとときをとのことで、6/1〜期間を設けないお寺主催の一般拝観を実施されていました。10月2日迄は、普段撮影不可の直中庭なども撮影可能でした。
特別拝観へ行かれる際の参考になれば幸いです。
1592年(天正19年)加藤清正が寄進したと伝えれられています。
受付を済ませて、本堂などの拝観へ向かいます。
こちらの庭園も見事で、茶室や石灯籠などもあり、日本庭園の魅力が詰まっています。
玄関にも和風の窓があり、庭園の樹木が見えるようになっています。
こちらで下足します。
玄関から回廊を抜け、庭園を眺めながら休憩することができます。
なんとも贅沢な風景。
黄梅院では静かに庭園を眺めながらゆっくりできる所が随所にあります。
直中庭へ向かう回廊です。
長い回廊が庭園の広さを物語っています。
回廊の途中もこんな素敵な景色を見る事が出来ます。
木々の間に、苔と大きな石灯籠、茶室が印象的です。
直中庭は利休が六十六歳の時に作られたと伝えられています。
秀吉公の軍旗瓢箪をかたどった池は、雨の日だったので、水が溜まっています。
一面苔に覆われた池泉回遊式庭園。比叡山より持ち帰ったと伝わる三尊石など、日本の風情を感じる魅力的な庭園です。
作夢軒(さくむけん)です。
武野紹鴎好みの茶室と伝わっています。
本堂前の破頭庭(はとうてい)です。
白砂と苔の部分には二石が設置されたシンプルな庭園です。
本堂の檀那の間です。
こちらにある襖絵が唯一現存するものだそうです。
☆最後に
お庭や茶室、襖絵など見どころが多い黄梅院。
特別公開時は紅葉の見頃を迎え、更に魅力的だと思います。
ご住職がおられる時は直接御朱印が書いていただけるかも?
近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?
黄梅院 on YouTube
名称:大徳寺塔頭 黄梅院
住所:京都市紫野大徳寺町83-1
拝観時間:10:00~16:00受付終了
拝観料:800円
関連ページ:https://kyotoshunju.com/temple/daitokuji-oubaiin/
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