2020年9月27日日曜日

【特別公開】9月の公開は希少!母屋2階が初公開され、庭鏡の美しさも健在です「旧邸御室」【有形文化財】


初の9月公開!母屋2階が初公開され、深緑となった庭鏡の美しさも健在です。
五感で感じたい人、撮影を楽しまれたい人、美しい景色と共に、気軽に文化財を楽しめます。特別公開期間は2020年9月5日~10月4日までです。

☆9月公開は希少、母屋二階は初公開


初の9月公開!
例年一般公開されている5月はコロナ禍の影響で自粛され、今回の9月特別公開となりました。
初公開、母屋二階からの眺望は見事で、9月の庭園が楽しめるのも希少です。
文化財を守るスタッフの方々のまごころを感じる公開。
今回は特別公開の様子を紹介します。



旧邸御室へのアクセスは嵐電御室仁和寺駅から徒歩約5分。
JR京都駅からは太秦で嵐電へ乗り換え、30分ほどで到着します。
嵐電で京都らしい風情を楽しみながら、道中も車窓を楽しめますよ!
この日御室仁和寺駅は、バリアフリー工事中でした。

旧邸御室は昭和12年に建築され、平成29年に国の有形文化財に登録されました。
築80年を経たとは思えぬ洗練された数寄屋造りですが、設計者や設計目的は不明だそうです。
NHKの人気朝ドラ『マッサン』ゆかりの方が、住居として所有されていた時期もあるそうですよ。

新型コロナ対策として、入館料を支払う際に消毒と検温を行います。
また、マスクの着用と文化財保護の為、靴下の着用をお願いされています。
コロナ対策を徹底されているので、安心して楽しむことが出来ました。
(入場制限の可能性あり:公式HPより)

こちらが玄関になります。
磨き上げられたインドネシア産花梨の木が来館者を歓迎してくれます。

☆初公開の母屋二階


入り口そばに階段があり、そちらから二階へ上がります。
二階には何室か部屋があるようですが、庭園側の部屋が公開されています。
公開されている和室には高級感あふれるソファがあり、座って景色を眺める事が出来ます。
ガイドさんの説明あり。

ソファからの景色。
高級感あふれるソファに腰かけながら、深緑の景色を楽しむことが出来ます。
耐震上の関係から、来年以降の公開は未定だそうです。

二階から見た庭園です。
双ヶ岡の借景を利用した庭園と、百日紅も楽しむことが出来ます。
二階を公開される際に、景観向上のために植樹などの手入れをされたようです。
何気なく見える景色にも、陰ながら配慮されていることに感銘を受けました。

☆庭鏡(母屋一階)

SNSでも大人気の「庭鏡」。
初めて見られた方は一体どうなってるの?庭鏡って?と思われるかもしれませんね(笑)
小さいながらも存在感のある灯籠と、アカマツなどの常緑樹や楓などのグリーンのグラデーションが見事な庭園風景が、磨き上げられたインドネシア産花梨の木のテーブルに、鏡のように映り込み、絶景となっています。
京都市内では他にも床やテーブルに景色が映りこむ所はありますが、
旧邸御室のように鮮明に映るところは希少だと思います。
撮影不可の施設が増えつつある中、旧邸御室では撮影可能です。皆さん譲り合って撮影を楽しまれていました。


庭鏡より引いた場所からの景色です。
庭園を望む位置に花梨の木のテーブルがあり、富士山を象った欄間や桐の透かしの入った付書院の欄間も素敵です。

☆お休み処(カフェスペース)

初秋の公開ですが、まだまだ暑い日もあります。
涼を取りたい方はこちらへ。
クーラーが効いていて、休憩出来ます。
(新型コロナへの配慮から、人数制限の可能性あり)

こちらにも花梨の木のテーブルがあり、皐月などが植えられた庭園とソファが鏡のように映りこむ景色が人気です。(カフェ利用の方のみ入室出来ます。)


毎回注文している「アイスグリンティー」。
お菓子付きで、こちらがまた美味です。
他にアイスコーヒーやビールもあるようですよ!
浴室のガラス扉に施された彫刻です。
今はもうあまり見られなくなった筏下りが見事に表現されています。

庭園では百日紅が綺麗に咲いていました。
5月の一般公開では見れない風景。
緑の世界に花を添えています。
岩を利用して作られた手水鉢に、百日紅の花が浮かべられていました。

☆茶室 双庵

庭園端の階段を登ると、小高い景色のいい良い所に茶室双庵(ならびあん)があります。
茶室内への入室も可能です。
茶室としては大きく、茶道をたしなまれる方が、にじり口から入室されることもあるそうです。
茶室からの景観も見事です。
百日紅や緑に包まれた景色を見ながら、休憩することもできます。

茶室待合所です。
待合としては、かなり大きいようです。
こちらでも腰かけて休憩する事が出来ます。

不定期ですが、茶室待合所付近から滝が流れます。
待合に座りながら、滝の音を五感で感じる…
心が洗われる風景です。
(滝の様子は下記のYouTubeでもご覧になれます)


☆洋間

開放的で明るい室内で、絵画の展示や天井画があり、土蔵が隣接しています。


武藤彰氏による天井画。
じっくり見てみると、木目が互い違いになっています。
洋を意識したシャンデリアと、見事に描かれた和の花々とのコラボレーションが素敵な天井の風景ですです。
文化財に指定されている土蔵の内部です。
格子越しですが洋間から内部を見学することが出来ます。
内部を拝見すると、そこは異空間で、お宝発見!という感じのTV番組に出て来そうな雰囲気でした。きっと貴重なものばかりだと思います。


☆最後に
今回は特別公開の旧邸御室を紹介しました。
公開の度に感じることは、スタッフの方々が、来館者を想い、皆様に楽しんで欲しいという気持ちと温かさ、まごごろ。そして旧邸御室の事を大切に守られています。
今回もそんな思いが館内に溢れる公開だったと思います。
毎回初めての公開がありますが、今回は母屋二階と9月初公開ということで、今まで見れなかった景色をたくさん見れたように思います。
今後は5月公開が通常となり、9月に公開する可能性は低いそうなので、この時期に館内を見れた事が貴重に思います。
近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

☆旧邸御室 on YouTube


☆スポット情報及び特別公開情報

名称:旧邸御室
住所:京都市右京区御室岡ノ裾町5
電話番号:075-366-0376
関連ページ:https://omuro-kyoto.jp/

特別公開~深緑の薫~
期間:2020年9月5日(土)~10月4日(日)
拝観時間: 10:00~16:30 (最終受付 16:00)
拝観料:1000円(ポストカード付)





2020年8月28日金曜日

【京都青もみじ】見て撮って癒される美しい緑の庭園「南禅寺 天授庵」


毎日猛暑が続きますが、爽やかな青もみじの風景で涼をお届けします。気分だけでも涼しくなってもらえたら幸いです。(7月末拝観)
絶景かな、絶景かな、の台詞が有名な南禅寺三門のそばにある塔頭の天授庵。
1339年に建立、一度衰退した歴史がありますが、後に細川幽斎により再興されました。
天授庵には方丈東庭(枯山水庭園)と書院南庭(池泉回遊式庭園)があり、紅葉の名所として人気です。
ここ数年、紅葉の時期には早期に色づき、訪れる人を魅了しています。
例年、夏に訪れると比較的空いていますが、今年はコロナ禍の影響で、更に空いていました。小一時間ほど貸し切りだったので、ゆっくりと青もみじを堪能することができました。
7月末の様子を紹介します。
拝観料500円を支払い、庫裡の方に目を向けると、暗い中から額縁に入った絵のような風景が目に飛び込んできます。
書院に敷かれた緋毛氈と青もみじの緑が鮮やかです。
庫裡、奥の書院共に通常非公開ですが、入り口からこの景色を眺めることができます。
庭園入口から方丈東庭の青もみじが鮮やかに見えます。
庭園出入口付近には桔梗が咲いています。
桔梗の花言葉は気品(紫)と清楚(白)。
控え目ですが、花言葉にぴったりの白と紫の桔梗。高貴な雰囲気が楽しめます。
この日の天気は雨が降ったりやんだり。
菱形の敷石周りの苔が色鮮やかな緑でいきいきとしていました。
方丈東庭の鮮やかな青もみじと、雨でしっとりした飛び石。
飛び石のあたりから庭園を眺めると、侘び寂びを感じました。
緑に包まれる茅葺きの門。
この風景をいつまでも眺めていたい。写真に収めたくなる風景が多いのも天授庵の魅力です。

茅葺の門をくぐると書院が見えてきます。
青もみじに包まれて、桔梗も咲いている風景。
この景色に花がある・・・夏ならではの風景のように思えます。

南庭の池にかかる橋と木々のリフレクション。
こちらも人気の風景です。
天気が悪かったですが、木々が綺麗に映りこんでいました。

橋の途中から書院を眺めると、書院がまるで青もみじに包まれたように見えます。
秋に真っ赤に染まった風景もさぞかし美しいことでしょう。
書院南庭です。池を中心に散策することができます。
夏は睡蓮が咲きますが、今年は雨が多かったからか?終盤なのか?花が少ないように思えました。

飛び石の池にかかる石橋です。
明治初期頃に造られたと言われています。
この橋も、橋から見える景色も素敵すぎて、景色に見惚れて池に落ちないように気をつけています(私だけ?笑)
この日は雨が降ってきたので、ゆっくり眺められなくて残念…。

書院南庭にはたくさんの鯉が悠々と泳いでいます。
近づくと、そばに来てくれますよ。

天気が悪かった割には睡蓮が開花していました。
睡蓮は午後になると閉じてしまうので、楽しみたい方は、午前中に行かれることをお勧めします。

今回は人気の天授庵を紹介しました。
猛暑が続きますが、青もみじの涼し気な景色を楽しまれてはいかがでしょうか?

☆天授庵 on Youtube




☆スポット情報

名称:南禅寺塔頭 天授庵 なんぜんじたっちゅう てんじゅあん
住所:左京区南禅寺福地町
電話番号: 075-771-0744
拝観:9:00~17:00
拝観料:500円
関連ページ:http://www.nanzen.net/






2020年8月27日木曜日

おうちからヴァーチャル二条城へアクセス!忍者になった気分が味わえます♪

二条城を初の完全3DCG化。360°VRゴーグルを購入して、自宅で忍者になってヴァーチャル二条城へアクセス♪迫力があり、美しい映像とサウンドが楽しめます。

二条城×ネイキッド夏季特別ライトアップ2020が開催されています。(こちらの画像は過去のものです)
https://event.naked.works/nijojo-summer2020/

二条城には数多くの文化財があり、クリエイティブカンパニーNAKED,INC.とのコラボレーションで送る魅力たっぷりのイベントです。
今回は、自宅でも楽しみたい方へおすすめのNAKED NINJYA  Nijo-jo Castle ヴァーチャル二条城について紹介します。


NAKED NINJYA  Nijo-jo Castle
880円(送料別)で購入。8月30日まで購入可能です。
(内容は夏季特別ライトアップと異なります)

パッケージにはVRゴーグルとQRコードが入っています。スマートフォンでVR限定コンテンツ(Youtube)にアクセスして楽しみます♪
※VR及びゴーグルは13歳以上が対象です。

夏季特別ライトアップとVR特別コンテンツを楽しみたい方は、
こちらのサイトでライトアップチケットとVR限定コンテンツを購入します。
https://event.naked.works/nijojo-summer2020/

VRゴーグルに載っていた使用上の注意です。

こちらが紙製のゴーグル。
結構しっかりしています♪直感的に作れますが、一応組み立て方を載せておきます(笑)

型紙から外しました。

上下の差し込み口に差し込みます。

上下差し込んで完成です。

こんな感じでスマートフォンを挟み込んで画像を見ます。スマートフォンを大体中央に置いて下さい。(画像はスマートフォンを見せるために少しずらしています。)

☆スマートフォンでの操作

QRコードをスマートフォンで読み込みます。VR切り替えボタンをタップ。

VRモードに切り替わると二画面になります。中央の白い線をゴーグルの中央に合わせます。

「NAKED NINJYA」がスタートしました!是非イヤホンをしてサウンドも楽しんでください。
ストーリーは、忍者が二条城の天守閣が復活したと聞き、夜の二条城へ忍び込みます。そこで数々の不思議なことが起こり出します。
数々の美しい映像が登場します。ゴーグルを左右に動かすと広々とした景色が楽しめます。
一周回ってみたら、360°の景色を見ることが出来ました♪

二条城を初の3DCG化ということです。二条城の重要文化財が通常では見れない姿で登場します。

もっと載せたいですが、ネタバレになってしまうので(笑)雰囲気が伝われば幸いです。

今回は、自宅で二条城の雰囲気を楽しむことが出来ました。
二条城ファンやお城ファン、京都や二条城へ行ってみたい方などなど・・・自宅で楽しめますので、おすすめです!
※配信映像の画像はネイキッド様より掲載許可有。

☆コンテンツ情報

コンテンツ名:VR限定コンテンツ NAKED NINJYA Nijo-jo Castle
価格:880円(送料別)
※VRコンテンツ映像の配信終了期限なし(2020年8月現在の情報)




【特別拝観】利休作庭の魅力的な庭園に癒される「大徳寺 黄梅院」

大徳寺の二十四寺院ある塔頭寺院の一つ、黄梅院。 織田信長や豊臣秀吉がゆかりある寺院で、 千利休が作庭したと伝わる直中庭は見事です。 10月3日より特別拝観が始まっています。 【秋の特別拝観】 期間:2020年10月3日~12月6日 拝観時間:10:00~1...