やすらぎといこいの郷「瑠璃光院」。癒される青もみじの風景、京都八瀬に心安らぐ絶景があります。
青もみじの緑の世界へ 八瀬 瑠璃光院
京都市北部の八瀬に位置する瑠璃光院。
自然豊かで、比叡山の入口でもある八瀬比叡山口駅から徒歩約5分。SNSで話題になり、大勢の方がその美しさに魅了されています。
通常は4月中旬から6月末までの青もみじ季の拝観ですが、今年はコロナ禍の影響で、6月1日~7月末までの公開となりました。
青もみじが映りこむ景色など美しい緑の世界を紹介します。
山門をくぐり、拝観受付で拝観料(2000円)を支払います。
参道の風景も美しく、これから見れる景色に期待感が高まります。
玄関前に小さな橋があり、池には悠々と鯉が泳いでいます。
書院入り口。
こちらで靴を脱いで入館します。
書院玄関です。
「喜鶴亭(きかくてい)」
明治時代の政治家三条実美公が当時の庵に命名されました。
現在は茶室の名称になっています。
この場所から書院の二階へと上がります。
息を飲むほど美しい風景。
元々は写経用のテーブルだったそうですが、映りこむ景色があまりにも美しく、SNSを中心に大人気となりました。
昨年までは海外からの拝観者も多い状況でしたが、コロナ禍の影響で、国内の方が中心に拝観されていました。
美しい青もみじがテーブルに映りこむ、なんとも美しい風景。テーブルにカメラやスマートフォンを置いて撮影可能です。
係の方が常駐されていて、コロナ対策として、定期的にアルコール消毒をされていました。
テーブルだけではなく、床のリフレクションも美しいです。
拝観受付で写経用紙と瑠璃光院ボールペンが授与されます。(拝観料に含まれています)
こちらが写経スペースとなっており、現在はアクリル板のパーテーションが設置されています。(この画像は過去のものです)
書院一階です。
瑠璃の庭がより身近に感じられます。
以前はこちらでお抹茶の提供をされていましたが、今年は中止となっています。
一階から見た瑠璃の庭。
瑠璃色に輝く浄土の世界を表わしているそうです。
多種の苔が存在するそうで、ふかふかした苔の絨毯は必見です。
秋の苔と紅葉、緑と赤の共演も瑠璃光院らしい素晴らしい景色です。
こちらの床の映り込みも必見です。
美しい瑠璃の庭は楽しみ方がたくさんあります。
八瀬の窯風呂は、天武天皇が壬申の乱で受けた傷を癒された歴史があるそうです。
現在は数が減っていて、こちらは現存する希少な窯風呂で、見学することができます。
臥龍の庭(がりょう)。
天に駆け上る龍を水と石で表した池泉回遊式庭園。
眺める人の心を解放し、昇運の兆しをもたらすそうです。
苔に覆われていて、急こう配の上に灯籠があり、見ていて前向きな気持ちになりました。
臥龍の庭の池には鯉が泳いでいて、無心で眺めることで、心の洗濯が出来たように思えました。
臥龍の庭の反対側です。
こちらも緑に覆われていて、心落ち着く風景でした。
茶室喜鶴亭(きかくてい)。
臥龍の庭のそばにあります。
中へは入れませんが、ここでお庭を眺めながらお抹茶をいただけたらいいな・・・と思いました。
出口付近です。
この窓と窓から見える風景も素敵です。
最後まで見どころが多い瑠璃光院です。
拝観出口です。
こちらの苔むした灯籠と手水鉢、門も風情があります。
拝観料が少々高額ですが、見どころが多彩で個人的にはその価値はあるかと思います。
過去拝観した青もみじ季は5月が多かったんですが、今回は初めて7月の上旬に拝観し、青もみじが新緑から更に深みが増して綺麗でした。
今年の梅雨は雨が多くて長いですが、瑠璃光院のような庭園を楽しむには適しているように思えました。
機会があれば、是非立ち寄られてはいかがでしょうか?
☆瑠璃光院 on Youtube
☆スポット情報
名称:瑠璃光院(るりこういん)
住所:京都市左京区上高野東山55番地
電話番号:075-781-4001
「青もみじ季特別拝観」2020年6月1日~7月31日
拝観時間:10:00〜17:00
拝観料:2000円
関連ページ:http://rurikoin.komyoji.com/
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