2020年7月31日金曜日

今なお美しい緑の世界 青もみじの季 特別拝観「瑠璃光院」



やすらぎといこいの郷「瑠璃光院」。癒される青もみじの風景、京都八瀬に心安らぐ絶景があります。


青もみじの緑の世界へ 八瀬 瑠璃光院


京都市北部の八瀬に位置する瑠璃光院。
自然豊かで、比叡山の入口でもある八瀬比叡山口駅から徒歩約5分。SNSで話題になり、大勢の方がその美しさに魅了されています。
通常は4月中旬から6月末までの青もみじ季の拝観ですが、今年はコロナ禍の影響で、6月1日~7月末までの公開となりました。
青もみじが映りこむ景色など美しい緑の世界を紹介します。


山門をくぐり、拝観受付で拝観料(2000円)を支払います。
参道の風景も美しく、これから見れる景色に期待感が高まります。


玄関前に小さな橋があり、池には悠々と鯉が泳いでいます。



書院入り口。
こちらで靴を脱いで入館します。


書院玄関です。
「喜鶴亭(きかくてい)」
明治時代の政治家三条実美公が当時の庵に命名されました。
現在は茶室の名称になっています。
この場所から書院の二階へと上がります。



息を飲むほど美しい風景。
元々は写経用のテーブルだったそうですが、映りこむ景色があまりにも美しく、SNSを中心に大人気となりました。
昨年までは海外からの拝観者も多い状況でしたが、コロナ禍の影響で、国内の方が中心に拝観されていました。



美しい青もみじがテーブルに映りこむ、なんとも美しい風景。テーブルにカメラやスマートフォンを置いて撮影可能です。
係の方が常駐されていて、コロナ対策として、定期的にアルコール消毒をされていました。


テーブルだけではなく、床のリフレクションも美しいです。



拝観受付で写経用紙と瑠璃光院ボールペンが授与されます。(拝観料に含まれています)
こちらが写経スペースとなっており、現在はアクリル板のパーテーションが設置されています。(この画像は過去のものです)


書院一階です。
瑠璃の庭がより身近に感じられます。
以前はこちらでお抹茶の提供をされていましたが、今年は中止となっています。


一階から見た瑠璃の庭。
瑠璃色に輝く浄土の世界を表わしているそうです。
多種の苔が存在するそうで、ふかふかした苔の絨毯は必見です。
秋の苔と紅葉、緑と赤の共演も瑠璃光院らしい素晴らしい景色です。


こちらの床の映り込みも必見です。
美しい瑠璃の庭は楽しみ方がたくさんあります。


八瀬の窯風呂は、天武天皇が壬申の乱で受けた傷を癒された歴史があるそうです。
現在は数が減っていて、こちらは現存する希少な窯風呂で、見学することができます。


臥龍の庭(がりょう)。
天に駆け上る龍を水と石で表した池泉回遊式庭園。
眺める人の心を解放し、昇運の兆しをもたらすそうです。
苔に覆われていて、急こう配の上に灯籠があり、見ていて前向きな気持ちになりました。


臥龍の庭の池には鯉が泳いでいて、無心で眺めることで、心の洗濯が出来たように思えました。


臥龍の庭の反対側です。
こちらも緑に覆われていて、心落ち着く風景でした。


茶室喜鶴亭(きかくてい)。
臥龍の庭のそばにあります。
中へは入れませんが、ここでお庭を眺めながらお抹茶をいただけたらいいな・・・と思いました。


出口付近です。
この窓と窓から見える風景も素敵です。
最後まで見どころが多い瑠璃光院です。


拝観出口です。
こちらの苔むした灯籠と手水鉢、門も風情があります。

拝観料が少々高額ですが、見どころが多彩で個人的にはその価値はあるかと思います。
過去拝観した青もみじ季は5月が多かったんですが、今回は初めて7月の上旬に拝観し、青もみじが新緑から更に深みが増して綺麗でした。
今年の梅雨は雨が多くて長いですが、瑠璃光院のような庭園を楽しむには適しているように思えました。
機会があれば、是非立ち寄られてはいかがでしょうか?

☆瑠璃光院 on Youtube

☆スポット情報

名称:瑠璃光院(るりこういん)
住所:京都市左京区上高野東山55番地
電話番号:075-781-4001
「青もみじ季特別拝観」2020年6月1日~7月31日
拝観時間:10:00〜17:00
拝観料:2000円
関連ページ:http://rurikoin.komyoji.com/
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2020年7月25日土曜日

花に癒される 魅力いっぱいの東福寺塔頭『天得院』『勝林寺』【京都花めぐり】




京都東福寺の花が楽しめる塔頭寺院を紹介します。

個性豊かな東福寺塔頭寺院


東福寺は1256年に完成。京都五山の一寺で、寺格は第四位。
紅葉の名所であり、四季を通して魅力大き寺院です。
臥雲端から見た通天橋です。
秋には真っ赤な紅葉の海のようになりますが、今は爽やかな青もみじに覆い尽くされています。
東福寺には個性的な25寺の塔頭があり、それぞれ魅力たっぷり。
今回は桔梗の寺『天得院』と毘沙門天の『勝林寺』を紹介します。


桔梗の寺 天得院


天得院は南北朝時代の正平年間に無夢一清によって開創され、年とともに荒廃しましたが、その後大機慧雄によって再建されました。
通常非公開ですが、初夏の桔梗見頃時期と秋の紅葉の時期に特別公開されています。
今回は「桔梗を愛でる特別拝観」へ行って来ましたので、様子を紹介します。(今年の初夏の公開は終了しています)

苔に覆われた枯山水庭園は桃山時代に作庭されたお庭だそうです。
朱色の緋毛氈が京都らしいです。

華頭窓から眺める桔梗と新緑の美しさも格別でした。

雨の日に伺いましたが、しっとりと生き生きした苔と約300本の桔梗が咲き誇っていました。
特別拝観の終盤でしたが、蕾があってまだまだ楽しめそうでした。

こちらを向いている桔梗が少なかったんですが…(笑)
苔と岩、時折ユラユラと揺れ、可憐に咲く桔梗に癒されました。

お抹茶とお菓子800円(拝観料とは別料金)
桔梗を象ったこちらの和菓子も拝観時の楽しみ。
東福寺駅近くの鶴屋弦月さんの和菓子です。
桔梗の花の色に合わせて紫と白が用意されていますが、毎回紫色をいただいています。


お庭を眺めながらおいしい和菓子とお抹茶をいただき、ほっこり。
贅沢な時間でした♪

天得院 on Youtube



☆スポット情報

名称:東福寺 塔頭 天得院(てんとくいん)
住所:京都市東山区本町15−802
電話番号:075-561-5239
拝観:通常非公開 初夏の特別拝観:令和2年6月27日~7月12日 
午前10時〜午後4時30分(受付終了 午後4時)
拝観料:大人500円
関連ページ:https://tentokuin.jp/


人気の花手水は夏バーションで涼しげ「勝林寺」



東福寺塔頭勝林寺は1550年、高岳令松禅師によって「勝林庵」として創建、その後勝林寺となり現在に至ります。
東福寺を守る毘沙門天様がおられることでも知られ、秋に御開帳の特別拝観があります。
その他限定の御朱印授与や、写経や坐禅なども体験できます。
SNSなどで人気の花手水が夏バーションになりましたので紹介します。

6月まで、そうだ京都行こうキャンペーンの花手水を演出されていましたが、7月からも花手水を続けてくださるようで、ありがたいです。


花手水が夏バーションとなり、大きなユリとビー玉が入っていました。

柄杓の下辺りに水の中に入ったキラキラのビー玉がありました。

小さなお地蔵さんたちの表情にも癒されます。

花手水越しに吉祥紅葉をはじめ、青もみじが爽やかで暑い日も少し涼しく感じれました。

黄色い水連が咲いていました。通常水連は赤系統の色が多いと思いますが、黄色は珍しいかも?


ピンク色の蓮が咲きはじめていました。
たくさん花が咲きそうで楽しみです。

☆勝林寺 on Youtube



最後に

今回は天得院の初夏の特別拝観と勝林寺を紹介しました。
天得院は桔梗が美しく、苔や新緑も美しかったです。
勝林寺の花手水の夏バージョンは爽やかで!お花とビー玉も素敵でした。

天得院は公開期間は終了しましたが、勝林寺の境内は通常拝観できますので、近くへ行かれた際は立ち寄られてはいかがでしょうか?

☆スポット情報

名称:東福寺 塔頭 勝林寺(しょうりんじ)
住所:京都市東山区本町15-795
電話番号:075-561-4311
拝観時間:10:00〜16:00
関連ページ:http://shourin-ji.org

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2020年7月21日火曜日

【北野エリア】暑い日にピッタリ!アイスどら焼き販売中です♪「どらやき亥ノメ」

☆季節の美味しいどらやき、ここにあります「どらやき亥ノメ」


北野天満宮から西へ徒歩約3分ほど、ふわふわの美味しいどらやきを販売されている「どらやき亥ノメ」。新商品情報が発信されるSNSも必見です♪夏にピッタリのどらやきを紹介します。


北野天満宮界隈へ行ったら、美味しいどらやき誘われるようについ寄ってしまう人気店。
美味しそうな新商品が公式SNSに載っていたので、立ち寄ってみました♪
5月中旬から店頭販売を再開。
店内でのイートインはお休みされています。


ガーン!お目当てだった芋ようかんをどらやきにはさんだ「芋ようかんどらやき」は売り切れ、、、
この日は30個ほどあったそうですが、残念です。
お取り置きも出来るようで、予約可能だそうです。


気を取り直して(笑)
京都は暑い><ってことで、アイスどらやきをいただくことに。
この日はプレーンと黒ゴマが販売されていました。
仕込みによって毎日種類は変わるそうです。


アイスどらやき黒ゴマ370円。
店頭というか、お店の前にあるテーブルで、写真を撮らせていただくことに。
わざわざお皿まで出してくださり、有難かったです♪
持って帰るときは、このプラのケースに入っています。カッチカチに凍っています。

容器から出すのに、手で温めて何とか出ました(笑)
どらやきの生地に黒ゴマアイス、粒あん、白い部分はこまを練りこんだお餅が入っています。


切った方が良かったら言ってくださいね!と、またまた甘えてしまって、本当に優しい店主さんです。
皆さんきっとこの店主さんに癒されていると思います。(もちろん私も^^)
仕込みをされていたのに、手を止めて、まだカチカチのアイスを切ってくれました。
断面はこんな感じ~。
黒ゴマアイスを中心に粒あんとお餅がプラスされてどらやき生地にサンドされています。

少し解けてからいただきました。
どらやきの生地はふわふわで、黒ゴマアイスはごまの風味が濃厚!おもちはほど良くモチっとして、ごまの風味も感じられ、とっても美味しかったです♪
これから更に暑くなるので、冷たい和菓子の定番としていただきたいですね!


アイスどらやき以外にも定番のどらやきが並んでいました。店頭でアイスどらやきをいただいている間にもひっきりなしにお客さんが来られていました。


当面の間営業時間は10時~17時、売り切れ次第閉店、店内利用は休止されています。

数か月ぶりの来店でしたが、いつもなにか新商品があるかも?と行くのが楽しみになるお店だと思います。
最近では公式SNSで梅ジュースの提供(店頭飲み)を始められたと発信されていて、また行きたくなりました!
ふわふわのどらやき、アイスどらやきも美味しくて、夏にぴったりでした♪
近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

☆店舗情報

店舗名:どらやき亥ノメ
住所:京都市上京区紙屋川町1038-22
営業時間10:00~17:00売り切れ次第終了(店内利用は休止中)
定休日:水曜日・木曜日・毎月26日(25日は営業)
関連ページ:https://instagram.com/dorayaki.inome?igshid=1zy3hssxa15o
アクセス:北野天満宮より徒歩約3分、嵐電北野白梅町より徒歩約3分

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東福寺 国宝三門 思遠池の蓮【京都花めぐり】

東福寺は1256年に完成。京都五山の一寺で、寺格は第四位。
紅葉の名所であり、四季を通して多くの方が訪れています。
お釈迦様の花として神秘的なイメージを持つ「蓮」。
京都市内で蓮の名所たくさんありますが、東福寺境内でも美しい蓮を見ることができます。(2020年7月中旬の画像です。)

東福寺三門は室町時代建築で、禅宗寺院としては最古最大級の貴重な国宝だそうです。
東福寺といえは、紅葉を思い出す方が多いと思いますが、
三門前の思遠池に広がる蓮は美しく、壮観な風景を眺めることができます。

蓮の花言葉は「清らかな心」。
東福寺の蓮は柔らかくて優しい色合いでした。
今年は花数が多く、蓮を眺めていると、心が洗われました。

☆東福寺三門 蓮 on Youtube


☆スポット情報

名称:東福寺 三門(とうふくじ さんもん)
住所:京都市東山区本町15丁目778
電話番号:075-561-0087
拝観時間:9:00~16:00
拝観:自由(三門周辺)
関連ペ^ージ:http://www.tofukuji.jp/
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【特別拝観】利休作庭の魅力的な庭園に癒される「大徳寺 黄梅院」

大徳寺の二十四寺院ある塔頭寺院の一つ、黄梅院。 織田信長や豊臣秀吉がゆかりある寺院で、 千利休が作庭したと伝わる直中庭は見事です。 10月3日より特別拝観が始まっています。 【秋の特別拝観】 期間:2020年10月3日~12月6日 拝観時間:10:00~1...